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怪我から学んだこと

by Genki Okamoto

どうもフルート奏者のおかもとげんきです。
コンクールを一週間後に控えた去年の8月中旬に転んで背中を痛めました。
その怪我で自分の生活や演奏にどんな影響があったのか、気がついたことを書きます。

怪我をしたとき

アルバイトに向かう途中、スロープで滑って全体重を背中で受ける。
この日は雨が降っているのにもかかわらずスロープを歩いてしまった自分を呪いました、、、
背中を打った直後はすぐには立ち上がることと、呼吸もうまくできなくて痛みよりも驚きのほうが強かったです。
アレクサンダーテクニークを学んでいるので立ち上がってからは、今の自分には何ができるのかを考えながらアルバイトに向かいました。このとき心からアレクサンダーをやっていてよかったと思いました。

実際に転んだスロープです。

病院で言われたこと

まずレントゲンで肋骨の骨折やヒビがないかを見てもらい、肺の気胸になっていないかも診察してもらいました。

骨折、ヒビ、気胸にはなっていないと言われて一安心でした。

背中にあざがひとつもできていないのはなぜか医者に聞いたら、
『表面よりも打ったときの衝撃がよりなかのほうの筋肉に伝わってからだろう』と、それよりも本当に頭を打っていなくてよかったと言われました。

もし打っていたらと思うとぞっとします。

普段の生活にどんな影響があったのか

*寝ているときに痛みで起きる
*寝返りができない
*仰向けになれない
*重いものが持ち上げられない
*高いところにあるものを取るときに痛む
*はやく歩けない
*カラダをひねることができない
などなど

演奏にどんな影響があったのか

*楽器を構えるときに背中が痛む
*大きい音を出そうとすると痛くなる
*ブレスがうまく吸えない
*痛みで集中できない
*長く吹き続きることができない
などなど

コンクール

怪我の一週間後にコンクールに出る予定だったのですが、人生で初めて棄権をしました。


神戸で行なわれるコンクールだったので夜行バスで行く予定でした。

そのことを医者に話したら治るものも治りにくくなりますよと言われたことと、ベストな状態で演奏ができないのが悔しくて止む無く棄権するという結論に至りました。

棄権したことに後悔はなかったです。

9月にもコンクールがあってそちらはなんとか出ることができました。
ですがまだ痛みが完全には取れていなかったので、自分的にはなんとか吹けた!って感じの演奏になってしまいました。

『痛み』と付き合っていく

痛みがだいぶ落ち着いてきたのは10月に入ったあたりでした。
ですがふとカラダを動かした瞬間に痛めたところに激痛が襲ってきたりしたので全快とはいえませんでした。

痛みが落ち着いてきたころに怪我をするまえにはなかった背中の張りがあることに気がつきました。
一度整体に行き診てもらったら筋肉が少し硬くなっていると言われ、痛みがこない程度にストレッチをする必要があると言われました。


それから演奏するとき以外にもアレクサンダーを使って自分のカラダの動きを観察すること始めました。


『痛むとき自分はどんなことをしているのか。』
『痛みがこないようにするにはどんな動きをしたらいいのか。』

自分のカラダのうごきを演奏しているとき以外にここまで観察したことはなかったのですごく楽しかったし役に立ちました。

怪我をしてよかった

怪我をして自分の演奏に影響が出てしまったことはとても悲しいことですが、
今は怪我をしてよかったなって思っています。


怪我をしていなかったらここまで自分のカラダへの関心は生まれなかったかもしれません。

もちろんアレクサンダーテクニークを学んでいるので怪我をする前もカラダへの関心はありましたが、
それ以上に身を持って体験したということが自分にとってはプラスでした。

『今』

まだ少しだけ背中の筋肉の張りはありますが、痛みはほとんどなくなって一安心です。

みなさんも雨が降っている日、降った後の滑りやすい道にご注意ください。

ではまた


Genki Okamoto
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